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【行事の導入どうする?】シリーズ、今回は七夕編です!
七夕伝説って、どういうお話?
七夕飾りって、何か意味があるの?
子どもたちに伝えたい七夕についてのお話を、イラストを使って紹介していきたいと思います。
保育園や幼稚園の七夕集会はもちろん、お子さんとお家で七夕を楽しむ際にも参考にしてもらえたら嬉しいです!
【七夕のお話】
笹について触れたところで、せっかくなので「たなばたさま」の歌を歌ってみてもいいですね!
ところで、歌詞の中に「五色の短冊」とありますが、この「五色」(つまり五つの色)、それぞれ何色だか知っていますか?
五色の短冊の五色とは、
青、赤、黄、白、紫(黒)の五色のことでした!
昔むかしの中国の、五行説というものが由来だそうです。
また、笹に飾る七夕飾りですが、それぞれ意味があります。
・吹き流し
吹き流しのヒラヒラは、織り姫の仕事である、はた織りの糸を表しているそうです。
織り姫のようにお裁縫が上手になりますように。
また、吹き流しには魔除けの意味もあるそうです。
そういえば、こいのぼりにも吹き流しが飾られていますね…!
・折り鶴
鶴は長寿の象徴です。
長生きできますように、という意味を込めて。
・くずかご
七夕飾りを作ったときに出る紙くずを、このくずかごに入れて飾ったそうです。
整理整頓や、物を大切にする気持ちが育ちますように。
・投網(とあみ)
投網とは、魚を獲るための網のことです。
豊作や大漁を願う意味のほか、幸せをすくいあげる、という意味もあるそうです。
・紙衣(かみごろも)
織り姫が織った着物を模して飾ります。
着るものに困りませんように。
また、災いから身を守る、身代わりとしての意味も。
・巾着
昔は巾着をお財布として使い、お金を入れていました。
なので、お金が溜まりますように、という金運アップの意味があります。
この6つに、短冊を入れた7つを合わせて、『七夕の7つ飾り』と言うのだそうです。
七夕の時期になると、小さい頃から、毎年当たり前のように笹に飾りを飾ったり、短冊にお願い事を書いたりしていましたが、それぞれにきちんとした由来や意味があったのですね。
深い。伝統行事は奥が深いです。
飾りの一つひとつに昔の人たちの思いや願いがたくさん込められているんだなと知ると、改めて伝統行事の大切さを感じますし、この伝統を子どもたちにもきちんと伝えてあげなきゃなぁという思いになりますね…!
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